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Channel: チュートリアル | Daz StudioでCreate3D。CG制作作業日記
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3D自作派、彫刻系のかたへ。【まとめ】

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3Dを本格導入される色白巨乳の佐藤さんに
 
案内できるだけのページを並べてみます。
 
 
 
佐藤 誠孝氏(フェイスブック)
 
プロの鎧甲冑製作所甲冑師さんです。
 
 
 
 
 
↓本も出されています。
 
 
 
f:id:amakawawaka:20170621050817j:image
 
 
posted with amazlet at 17.06.19
 
佐藤 誠孝
 
新紀元社
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
↑これ、甲冑関係好きなかたには垂涎!
 
甲冑を着て、戦闘したり、
 
流鏑馬したり、馬にのったり、転んだりしてます。
 
ポーズ集としても超貴重!
 
 
 
 
 
着装なさっているかたも居合の達人。
 
大きな神事にも長年参加してらっしゃいます。
 
甲冑も年代物。
 
マジものの、ホンモノです。
 
 
 
 
 
佐藤さんは粘土造形が本職の一つで、
 
MayaかZBrushかとおっしゃってらしたので
 
  1. まずZBrushを。
    1. 余裕があるならMayaかblender(ブレンダー 無料)。
    2. 服作成ならMarvelous Designer。
  2. 甲冑を着せてポーズさせたいならDaz Studioをおすすめします♪
    1. Iray(アイレイ)レンダリングできます。無料なのに!
 
 
 
 
 
佐藤さんが最終的にどこで出力するかがわからないのと
 
多分、ご本人も現時点では確定してらっしゃらないと思いますので
 
 
 
↓これで説明します。
 
  1. Mayaでメッシュを作成。
  2. ZBrushで調節。
  3. Daz Studio4.9で着せて、ポージングしてレンダリング。

 

 
3D作成に関するまとめ。
  • ZBrush
    • 柔らかいものを作るのが超得意です。(硬いものも作れます)
    • 最初に作りたいものがはっきりしていなくても、なんとかなりますw
  • Maya
    • 硬いもの、数値で作る物が得意です。
    • 最初に作りたいものがはっきりしていないと、後で泣きます。
    • 大体なんでもできます。
      • シミュレーションも得意です。
    • 本体は、3D統合ソフトなので、複数人で作業するのも得意です。
    • 簡易版(LT)は、大きなメッシュを作成すると、書き出しができません。
  • Daz Studio4.9
    • レンダリングソフトです。
    • 無料ソフトなのにIrayレンダリングができます。
    • 動画も作れます。
    • 人体フィギアとポーズと服と髪が初期添付され、無料で使えます。
      • 有料で買うこともできます。
  • Marvelous Designer
    • 服作成専門ソフトです。
 
3Dの基礎。
 
今は理解できなくてもいいので
 
『こんなことがあるんだなー』って、ぱらーっと読んでみてくださいw
 
 
Daz Studioで説明していますが
 
3Dソフトは大体同じです。
 
 
 
簡単な用語説明。
 
この記事にも詳細説明がありますが、先に簡易に説明します。
 
メッシュ
3Dのアイテムのこと
ポリゴン
メッシュを構成する一つ
レンダリング
3Dのアイテムを2Dのイラストにすること
リギング
3Dフィギアの『関節』
 
あとは、記事中で説明しています。
 
 
 
 
 
先に結論。
 
ZBrushを先に、後述のチュートリアル動画の通り使ってみて、
 
それだけでメッシュ作成ができそうなら、Mayaは必要ありません。
 
ZBrushだけでレンダリングして大丈夫そうで
 
人体ポーズとかもZBrushだけで完結しそうなら、Daz Studio4.9も必要ありません。
 
 
 
 
 
ソフトについては後述しますが、
 
 
 
甲冑を作って、人体フィギアにそれを着せて、
 
甲冑自体を他のソフトでも使えるように汎用性をあげる。
 
という前提でこの記事を書いています。
 
 
 
 
 
 
 
ZBrush(ズィーブラシ)が得意なこと。
 
佐藤さんに一番おすすめしたいソフトはコレ♪
 
 
 
無料のデモ版があります(後述)
 
 
 
 
 
論より証拠で、超上級者の動画を紹介します。
 
佐藤さんはすでに彫刻の下地があるので
 
ブラシになれたらすぐにこれぐらいできると思います。
 
 
 
ZBrushメイキングのYouTube動画
 
ブルースリーの顔を粘土状態で作り出して、
 
ZBrushで色までぬってしまうメイキングです。
 
 
 
ZBrushだけで完成しています。
 
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中で、ZBrushのリギング(関節)を入れて動かす方法も出ます。
 
 
 
ZBrushのリギングは、他ソフトと連携できません。
 
 
 
MayaのリギングはDaz Studio4.9では使えませんが
 
Daz Studio4.9で設定したリギングはMayaで使えます。(FBX)
 
『MayaとDAZのリギング』と『ZBrushのリギング』は互換性がありません。
 
 
 
 
 
 
 
古代ローマのグラディエーターを再現!
 

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↑1-7までが、人体をZBrushで1から作成しています。
 
 
 
↓8からが、兜とか甲冑、服を作り始めています。
 
 
 
 
↓兜の先端の鷲の頭をZBrushで彫刻しています。
 
 
 
 
↑こちらは、色はZBrushでつけてません。
 
 
 
暗い方のウインドウがZBrushです。
 
3ds Max(明るい方のウインドウ)と、
 
もう一つ、一万円ぐらいの、名前を忘れましたが
 
メッシュ作成に都合のよいソフトと連携して作っています。
 
 
 
ZBrushだけで基礎メッシュを作ろうとすると地獄を見ますw
 
 
 
ファイル授受はOBJ(オービージェイ)形式です。
 
 
 
 
 
 
 
ZBrushで服を作る場合の簡単な一例
 
人体に選択範囲を作って、エキストラクト。
 

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f:id:amakawawaka:20170621050853j:image

 
↓ジャンッ! 選択範囲が別のメッシュとして作成されました♪ 簡単!
 
 
 

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タイツとか、ボディースーツとかこれで一発!
 
こういうのはZBrushも得意です。
 
 
 
ただ『必ず「厚み」』が出ますので、低ポリゴンにしたいなら不向きです。
 
 
 
 
 
 
 
低ポリゴン、高ポリゴンとは?
 
↓見た目は同じ立方体。
 
 
 

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左は、一面が10×10の100マス。右は1マス。
 
 
 
この『マス』が『ポリゴン』で
 
  • この数は少なければ少ない方が、動作が軽快でレンダリングも速いです。『低ポリゴン』『低ポリ(ていぽり)』
  • この数が多ければ多い方が、形を細かく作ることができます。『高ポリゴン』『高ポリ(こうぽり)』
 
 
 
 
 
 
 
『ポリゴン』は『直線(フラットな平面)』ですので、少ないとカクカクします。
 

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20回鑿を入れて局面を作るのと、8回で作るのとの差のようなものです。

 
 
 
ただ、Daz Studio4.9では、ソフト内でこれを擬似的にスムーズにする機能があります。
 

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低ポリゴンにする方が技術が必要です。
 
最初は高ポリになっても良い、と考えて作った方が早く作れます。
なれないうちは無駄に鑿を使うのと同じです。
 
 
 
 
低ポリメッシュに、高ポリのディティールを追加する方法。
 
↓これぐらいの低ポリゴンメッシュに
 
 
 

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テクスチャで↓それより細かい凹凸を付けることが可能です。(ディスプレイメントマップ
 
 
 

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↑これは、Mayaでベースメッシュを作って、ZBrushで柔らかさを調節し、
 
Daz Studio4.9で3Delightレンダリングしたものです。
 
 
 
 
 
紐状のものはこういう作り方もあります。(ZBrush)
 

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ZBrush参考記事。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ZBrushをするなら、
 
絶対先に見るべきチュートリアル↓
 
 
↑これ絶対!
 
 
 
超分かりやすい、ビデオチュートリアルです。
 
本職のかたが、メイキングも交えて、25時間分の動画チュートリアル!
 
スタートダッシュが変わるので、絶対見るべき!
 
実際にソフトを触りながら見てください。
 
 
 
3Dの簡単な基礎も入っていますので、
 
『最初』に見るのにちょうどよいです。
 
 
 
 
 
 
 
↑この動画ソフトには目次が無いので↓私が勝手に作りましたw
 
 
『1-17、19、21、26、27、29、30、34、35、36、38』をごらんください。
 
モデリングはこれでできます。
 
 
 
ZBrushはデモ版があります
 
購入は、代理店かメーカーからしか買えません。
 
 
 
Pixologic :: Pixologic :: ZBrush 4R7 左側のがメインソフトです。
 
 
 
 
 
 
 
Daz Studioでできること。
 
他のソフトで作ったアイテムを配置してレンダリングする。
 
基本はそのためのソフトです。
 
動画も簡単に作れます。
 
 
 
 
 
 
 
Daz Studioの初歩の初歩が8分でわかる! 私の作った動画です↓
 

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Daz Studioには『基本フィギア』というのがあるので、
 
それを太らせたり、マッチョにしたり、化け物にしたり、自由自在です。
 
 
 
 
 
Daz Studio自体は『無料ソフト』ですので、上位互換は必ずあります。
 
大体のソフト用ファイルに書き出せます。
 
それも安心材料の一つ!
 
 
 
Mayaで作ったリギング(関節)は、Daz Studio4.9には読み込めませんが
 
DAZで作ったリギングやモーフはMayaに持っていけます。
 
 
 
 
 
基礎形状(プリミティブ)を並べてメッシュを作ることはできます。
 
↓これぐらいなら簡単。
 

f:id:amakawawaka:20170621050758j:image

 
 
 
 
 
 
 
 
Daz Studio4.9のIrayレンダリングで↓この精度になります。
 
 
 

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天川 和香 (フェイスブックのアルバムの画像です)
 
 
 
 
 
『フィギアを1から作るのが好き』な場合は
 
ZBrushのチュートリアル動画のように、人体から作られると良いと思いますが
 
人体に『着せる』甲冑がメインで、
 
その甲冑を着せたフィギアを『動かしたい』というのでしたら
 
 
 
人体フィギア作成は後回しで、人体フィギア『改変』で進まれると
 
手間が少なくなります。
 
 
 
↓これは女性フィギアの一覧ですが、男性もいます。
 
 
 
 
最近リリースされた男性フィギア。
 

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これが、一つのポーズで全員動かせます。
 
 
 
そのために、MayaとZBrushだけではなく
 
DAZ-Studioをおすすめしています。
 
 
 
3Dメッシュになれてから、人体フィギアをを1から作られる方が
 
完成も速いかと思います。
 
 
 
↓こんなふうに、フィギアを簡単に動かすことができます。
 

f:id:amakawawaka:20170621050835j:image

 
 
 
 
これは↑私が改変したフィギアですので、足が凄く長いです。
 
そのために、既存のポーズは全部調節が必要になりますw
 
 
 
 
 
 
 
 
 
フィギアを動かすのはMayaでもできますが、
 
ポーズを1から全部作る必要があります。
 
Mayaのポーズは売ってません。
 
 
 
Mayaはなんでもできるがゆえに、
 
『基本フィギア』というものがありません。
 
基本フィギアが無いので、ポーズ集も無いです。
 
 
 
フィギアを動かすために『ボーン(骨格、関節)(リギング)』を入れる必要があり
 
その関節にそってフィギアのメッシュを『どうゆがませるか』という
 
『ウエイトマップ』というのを作るのですが
 
 
 
  • メッシュ作成で8割が挫折して、
  • リギングで半数が挫折して、
  • ウエイトマップでさらに半数が挫折
 
するんじゃないかと思いますw
 
 
 
DAZ-Studioの人体フィギアは、その3つが完璧にできていますので
 
そこで修行する必要がありません。
 
 
 
初期添付の基本フィギアは「アンロック(改変可能)」なのに、無料です。
 
改変自由で、改変したものを販売することもできます。
 
(DAZサイトから買ってきたものは『マーチャントリソース』と書いていない限り
 
再配布は不可です)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以下、DAZフィギアを改変した失敗例です。
 
下手にいじらなければこういうことにはなりません。
 
 
 
 
 
リギングが下手だったらこうなる例
 
 
 
無理やり足を延ばしました。動かすと関節が凄いことに!
 

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これはリギングを修正すれば良いのです。
 
DAZDも修正できます。
 
 
 
現在では、これも便利ツールが出ているので、こんな失敗はしたくてもできません。
 
 
 
 
 
ゆがんだ眼球のボーンを直す方法です。
 

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↑これは眼球なんていう一番単純なところなので
 
直す関節が一つしかありませんが
 
基本的に『リギングの修正』というのはこういうことをします
 
体中の全部の関節に対して、です。
 
 
 
『ウエイトマップ』は、その関節に対して
 
XYZの三方向に曲がるときの『整合性』をつけるテクスチャを作成します。
 
一つの関節に対して、三枚必要です。
 
一つの関節に対して、三枚必要です。
 
 
 
 
 
そういうのがDaz Studio4.9だと、比較的簡単にできます↓
 

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体型が違っても、同じ服を自動で着せられます。
 
↓左がDAZ男性の基本フィギア。右が、私が改変した足長漫画キャラ。
 

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ブーツも髪もサングラスも服も自作です。
 
 
 
甲冑を着せた場合も、すべての体型に、オートフィットします。
 
大きさを変えたくない部分は変えない設定もできます。
 
 
 
 
 
 
 
↓Daz Studioで使えるポーズは販売されています。『基本フィギア』があるからです。
 

f:id:amakawawaka:20170621050804j:image

 
 
基本ポーズを↑こういうので付けてしまって、あとは微調整すると良いかと思います。
 
 
 
 
 
↓購入したポーズをつけてから、微調整している動画です。
 
 
 

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とりっぱなし動画なので、テキトーにかい摘んでごらんになって下さい。
 
 
 
 
 
DAZのフィギアをZBrushで改変するとこうなります。
 
ここらへんはZBrushでの改変が一番楽です。
 
Mayaで改変するのは辛いです……非常に面倒臭いです。
 
 
 
ムーブブラシとスムーズブラシだけでできます。
 
作りたい形がすでにあるなら簡単!
 

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作ったアイテムを持たせてポーズを取らせる。(これは「漫画レンダリング」です)
 
私が改変した人体フィギアと、私が作った漫画用『蜻蛉切』の槍です。
 

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簡単にポーズさせられるのがDaz Studio4.9の醍醐味の一つだと、私は考えています。
私が作った服着て、作った武器持って活躍してほしい♪
 

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DAZで売ってる日本アイテム
 
 
 
これが、今、一番凄い甲冑です。
 
 
これをGenesis 2 Maleに着せて、馬に乗せて
どんなふうに動くのかごらんになられると良いと思います。
 
 
他のサムライ系アイテム。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
馬はこちら。
 
この馬も、関節が入っていますので、動かせます。
 

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人体フィギアの乗馬ポーズも入っています。
 
 
 
 
 
他の、日本関連アイテム
 
 
 
 

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↓全然関係ないとおもいますが、『基本フィギア』の自由度の高さがわかるかと。
 
これだけ体型を変えても『基本フィギア』として、ポーズが使い回しできます。
 

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佐藤さんもぜひ、ここに加わってくださいませ♪
 
 
 
 
 
Daz Studio4.9のチュートリアル。(このブログです)
 
 
↑これをしてから
 
 
 
↓ここらへんをテキトーにごらんください。
 

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よくあるエラーも一覧しています。
 
 
 
 
Daz Studio4.9ですぐできること一覧です♪
 
 
 
 
 
 
Mayaでできること。
 
大体のことはなんでもできます。
 
 
 
↓こういう直線だけでできてるものなどは二時間もあれば作れます。
 

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できることが多すぎるので列挙できませんが
 
現時点で佐藤さんに必要なのは『モデリング』でしょう。
 
 
 
 
 
本体と簡易版と出ています。
 
どちらも無料デモ版が一カ月使えます。
 
 
 
 
 
 
  • 簡易版が『MayaLT』、35,640円。一年更新。
 
 
 
 
 
 
モデリングだけなら、LTで良いかなと思います。
 
私も’17はLT買いました。
 
 
 
レンダリングはDaz Studio4.9のIrayで、私は十分です。
 
リンダリング自体は外注することもできますので、まずはメッシュ作成をしてみてください。
 
 
 
 
 
100,000 ポリゴンは、ポリゴンを細かくすると、一つのアイテムで超えることがあります。
 
DAZに10万ポリゴンを超えるセーターが売っていました。
 
 
 
一つのアイテムがこれを超えるようだと、書き出せないので、Maya本体が必要になります。
 
 
 
 
 
 
 
Mayaをインストールしたらまず↓これをやってみてください。
 
 
 
 
 
 
Mayaの教本
 
まず、Mayaのスタートダッシュが速くなるコレ。
 
フィギア作成がメインですが、筆者がMaya講習の先生なので、
 
Mayaで初心者が見落とす部分が丁寧に書かれています。
 

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田島 キヨミ
 
ボーンデジタル
 
 
 
 
 
↓機械類のカタイ物を作るの専門の本です。
 
 
 
立食パーティーの時におっしゃっていた、
 
イラストや写真から3Dを作る、というのも詳述されています。
 
f:id:amakawawaka:20170621051202j:image
 
 
北田 栄二
 
ボーンデジタル (2015-02-22)
 
 
 
 
 
前述のグラディエーターの動画で使っていた3ds Maxはこれです。↓
 
 
 
 
こちらは、LT版のような簡易版がでていない模様。
 
以前はMayaより3ds Maxの方が安かったのですが。
 
MayaLTよりははるかに高いです。
 
 
 
私は使ったことが無いのでわからないです。
 
 
 
 
 
 
 
服を作るならMarvelous Designer
 
これは別に、必須でもなんでもないのですが
 
3Dで服を作るなら、他のどのソフトより簡単に素早く作成できます。
 
型紙を2Dで作って、それを現実世界でするように縫合指示をすると
勝手に体に添って布を縫い合わせてくれます!
 
 
 
公式の作成動画が一番わかりやすいです。
 
 
 
 
和服も簡単に作れます。
 
というか、このソフト以外で和服作ろうと思ったらかなり大変w
 

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自動 布 シミュレーション なので、
 
服を、ポーズに追従させるのも簡単です。
 
MayaのnClothでこれをさせようとすると、どれだけ大変かw
 

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髪の毛は手作業でモーフ(変形メッシュ)を作っています。

 
 
 
布の素材をプリセットから選べます
 
皮革とか麻、綿、ジャージなど、10種類以上の生地を自動で設定できます。
 
そして、そこから、もっと詳細にするとか、独自の生地を作ることも可能です。
 
 
 
服だけではありませんが、
 
3Dでは、ガラや表面の材質などはテクスチャで作成します。
 
テクスチャは画像ファイルなので、それを差し替えると、色替えや材質替えは自由自在です。
 
 
 
 
 

f:id:amakawawaka:20170621051056j:image f:id:amakawawaka:20170621051114j:image f:id:amakawawaka:20170621051101j:image

 
服シミュを見るためだったので、刀をちゃんと持ってません。↑
 
腰鎧とか、綺麗に跳ねています♪
 
 
 
たすき掛けは、Mayaで追加しました。
 

f:id:amakawawaka:20170621051118j:image f:id:amakawawaka:20170621050952j:image f:id:amakawawaka:20170621051024j:image

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しゃがんでるのは、『服モーフ』を作っていない状態です
 
 
袂や袴を綺麗にしたい場合は、このポーズ用に『服モーフ』を作成します。
 
Marvelous Designer があれば服モーフは簡単にできます。
 
 
Marvelous Designer のもう一つ凄いのは、
『柄』を簡単に入れられるということです。
 
MayaやZBrushでメッシュに色をつけようとすると
『UV(ゆーぶい)作成』の工程が大変なのですが
Marvelous Designer 5だと、それが不要で、
テクスチャを用意するだけで色をつけられます。
 

f:id:amakawawaka:20170621051206j:image f:id:amakawawaka:20170621051222j:image

 
 
 
 
私は最初に3Dを始めたときに、『UVの作成』で挫折しましたw
 
Mayaのチュートリアルをしていくと、UV作成も教えてくれます。
大丈夫!
 
このブログでも、↓記事を作っています。

UV | Create3D-3dCG制作作業日記

 
 
 
3Dプリンター用データの作成方法。
 
『厚み』を付けてください。
 
 
 
モニタの中で完結するデータなのか
 
リアルに3Dプリンターで出力するデータなのかで、最終仕上げが変わります。
 
 
 
 
 
ZBrushでの、3Dプリンター用データ作成方法は
 
 
↑このチュートリアルの、『50』で詳述されています。
 
 
 
そちらに関しては、↓こちらのかたが本職です。
 
 
 
 
 
 
 
 
佐藤さんが名前を出してらした、フュージョンはこちら。
 
 
3D CADなんですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3D作成に関するまとめ。再度。
 
  • ZBrushは柔らかいものを作るのが超得意です。(硬いものも作れます)
    • 最初に作りたいものがはっきりしていなくても、なんとかなりますw
  • Mayaは硬いもの、数値で作る物が得意です。
    • 最初に作りたいものがはっきりしていないと、後で泣きます。
    • 大体なんでもできます。
    • シミュレーションも得意です。
    • 本体は、3D統合ソフトなので、複数人で作業するのも得意です。
    • 簡易版は、大きなメッシュを作成すると、書き出しができません。
  • Daz Studio4.9はレンダリングソフトです。
    • 無料ソフトなのにIrayレンダリングができます。
    • 動画も作れます。
    • 人体フィギアとポーズと服と髪が無料で使えます。
      • 有料で買うこともできます。
  • Marvelous Designer は服作成専門ソフトです。
  • 3Dプリンター用データは、厚みが必要です。
  • フュージョンと3ds Maxは、使ったことがないのでわかりません。
 
 
 
 
学んでいく流れとして、こんな感じはいかがでしょうか?
 
 
 
まず、ZBrushでメッシュを作成してみてください。
 
これが、佐藤さんの基本ソフトになるのではないかと思います。
 
 
このチュートリアルの、↓
 
 
『1-17、19、21、26、27、29、30、34-36、38』をごらんください。
 
モデリングはこれでできます。
一巡したあとで、実際にメッシュを作ってみて、足りない部分は
 
『ブラシ作成』で紐とか糸とかを作ってください。
 
ZBrushの『ブラシ』は『鑿やこて』です。
使いやすい道具を見つけたり、作ったりしてください。
 
 
 
 
次に、ZBrushのチュートリアル『26』の方法で
 
デフォルトの人体メッシュの、右腕にリギングを入れて、
 
右腕を曲げてみてください。
 
それが簡単だと思われるなら、全身に入れてポージングしてみてください。
関節が露出する部分は、変な曲がり方をしているので、気になる部分は修正してください。
 
 
 
そのあと、Daz Studio4.9で、↓これをしてください。
 
 
 
 
ZBrushに比べてかなり簡単で、ポーズに汎用性があるので、楽だと思います。
 
関節の修正も、最小限です。
これが『正しいリギング』と『綺麗なウエイトマップ』の効用です。
 
作った甲冑などを着せるのを、DAZのフィギアにすると、ZBrushのあの手間が必要ありません。
 
 
 
 
 
そのあと、Mayaでメッシュ作成をしてみてください。
 
ZBrushと『モデリングに対しての考え方』が違うので戸惑うと思います。
 
 
 
ZBrushは『こねる』ことで成形しますが
 
Mayaは『頂点を動かす』ことで成形します。
 
数値指定で均等に作る、一定間隔でコピーすることも得意です。
 
 
 
画一的なものをポンポンポンと作るのが非常に速いです。
 
大まかな形をMayaで作って、それをZBrushで角度調整をする
 
のが、私は一番速いと思います。
 
 
粗彫りするまでをMaya
 
細部を仕上げるのをZBrush
 
という感じです。
 
 
 
 
布などの『柔らかいもの』をMayaLTで作るのは、ZBrushより手間がかかります。
Maya本体はnClothという『布シミュレーション』があるので
布系も得意です。
 
あと、Maya本体は『nHair』という『髪の毛シミュレーション』もあります。
房飾りとか、馬のたてがみとか、髭とか、リアルを追求するのでしたら、
こちらが良いと思います。
『nHair』をポリゴンにして書き出すツールも4000円ぐらいであります。
(今勉強中なので、理解できたら記事にします)
 
 
 
 
 
ZBrushを買うと、分厚いマニュアルがついてきます。
 
スタートアップのチュートリアルが中にありますので
 
いじってオオオーッ! となってくださいw
 
 
 
 
 
3D作成、楽しんでくださいませ~♪ヽ(´▽`)ノ
 
 
エンジョイ! & サンキュー♪

【この記事を書いた日 2017/06/21  6:09 】

 
 
 

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